善行プレイ日記(3月分/その1)

3/4(木) 今日から5121部隊が本格的に始動する。全員と顔合わせ。 さっそく、問題発生。芝村さんへの一部クラスメイトの反発。 芝村一族のやり方の強引さから言って仕方ないとはいえ、ケンカはいけないですね…。 委員長、司令として皆を諫める。芝村さんは「気にしない」と言った。 まだ若いのに芝村らしい人間だ。いや、血では増えない芝村だからそれが当たり前なのか?
3/5(金) 司令職は忙しい。戦力の準備が不十分なので(おそらくこれが十分になることは無いと予測されるが…) こちらから戦闘を仕掛けるのはまだやめておこう。 昼に校舎裏を通りかかると、芝村さんが猫(部隊で飼っている猫で、名前はブータという)を 抱こうとしていた。彼女は猫が好きだと言った。 しかし、猫は芝村さんを怖がって近寄らない。 「私の目つきが悪いからか…」と彼女はしょげている。 抱き方を知らないのだろう。ブータに後で猫缶を渡すからと約束をしておとなしくして貰った。猫の抱き方を教えるように触らせる。 私も昔は猫は好きではなかった。自分の心の内を覗かれているような眼差しが苦手だった。 でも実際飼ってみるとそうでもなく、 猫はどんな時もただ一緒に居てくれることで安らぎをくれるのだと分かった。今は好きだ。 嫌いなものを好きになったりすること。人はそのように変われるのかもしれないな…と少し思う。 その後、教室に戻ると机の中からラブレター発見。女子校から来た…らしい。 正直、私はモテる方ではないが昔からある一部の嗜好を持った女性からはやたら人気があるのだ。 …自分では良く分からないが。 ちょうど芝村さんがこのいきさつを見ていた。「一生懸命書いたのだ。大切にするがいい」 顔が少し赤い。可愛いなあ…。はっ、私は何を考えているんだ!? 十歳も年下の女の子相手に。
3/6(土) 小隊隊長室で仕事中に整備主任:原素子が打ち合わせでやってきた。 原とは昔つきあっていたことがある。彼女の嫉妬深さと私の戦場に赴く前のゴタゴタから 結局別れることになった女だ。 原は「私のことなんか忘れたでしょうが」と言ったが、忘れる訳はない。 彼女一流のイヤミだ。 勿論偶然だろうが、何故この部隊に来たのだろう…。私は運命を恨む。 お互い仕事には私情を挟まず、打ち合わせは淡々と進んだ。 正直、あまり顔は合わせたくないが仕方がない。 彼女が去った後、一人きりの小隊隊長室でこっそりため息を付いた。 夕方、初出撃がかかる。いくら捨てゴマな学兵達とはいえ、 まだ練度が足りなすぎるというのに。くそっ。さっさと撤退する。死者はゼロ。 帰宅して、疲れて布団に潜り込む前に青色のペンダント −“OVERS”というらしい− が ぼんやりと光った。どこからか声が聞こえる。 「ナナシノだ。早速戦闘があったな。誰も死ななくて良かった。 世界を救いたいと言っただろう。世界を救うためには5121部隊、全員が生き残ることが必須だ。 誰も殺すな。そして、敵を300体撃破し、絢爛舞踏を狙え。その時、何かが起こるだろう」 「絢爛舞踏などと。そんな。私はただの司令にしか過ぎません。」 「別の誰かでは駄目なのだ。パイロットに転戦して幻獣を撃破しろ、 軍で格闘も学んでいるからできるだろう?」 「パイロット、ですか…」 目覚めてもパイロットという言葉が頭のどこかにこびりついて離れなかった。
3/7(日) 日曜日だが、司令には休みなどないも同然。本日も仕事。 いっそ夢の通りパイロットになったほうが気楽かも…いや、いけませんね。仕事仕事。 朝、森さんに話しかけられる。 「原先輩って昔、善行さんとつきあってたんでしょう?」 善行さんって…あのー、それ私に言ってどうするんですか。謎だ。それとも原の差し金? あのひとは…全く変わってないなあ。遠回しに物事を言っても通じないのに。 物資が足りないのでこっそり隠し持っていた金の延べ棒を売って現金に換え、裏マーケットでいくつか調達。
3/8(月)   朝、作戦会議。議題は速水くんの「修理部品の調達」提案。 原はいつも私の意見に反対してくる気がする…嫌がらせか?(苦笑) 過去の別れ方が強引だったせいで恨まれても仕方はないと思うが…困る。 ところで速水くんとは最近仲がよい。彼はよく私に話しかけてくる。 まだ軍や戦い方のことを知らないから教えてください。という。 話を聞いていると優しい子のようで好感を持つ。 彼のような子も銃を取るのが今の世間だ。戦争がなければもっとのん気に過ごしていただろうに。 と、最初のうちはそう思っていたのだが、 仲良くなると彼はもっと深いことを考えていることが分かった。 優しいだけの男ではないと。 彼は今日私に「僕は、たった今からこの国を変えることにする。」と宣言した。 「どれだけ傷つこうと自由の国を作ってみせる」と。 …見直した。まだ若いが、彼もいろいろ考えているようだ。 「分かった。手伝いましょう」と答えると彼は喜んでくれた。 夕方、壬生屋さんに芝村さんの悪口を聞く。芝村さんは傲慢で嫌いだと。 あの服装について「そなたの服をともかく言う者がいるが、気にせずによいぞ。私が許そう。」と 言われたらしい。 「何様のつもりなのでしょうか」と壬生屋さんは怒っていた。 関東で芝村一族と仕事をしたことも多いので私は慣れているが (最初の頃は私もよく苛ついたものだ)若い子等にはあの態度があまりに厳しく映るのだろう。 他のクラスメイトが芝村さんについての悪口を言うのもよく聞いている。 その直後、ちょうど芝村さんに会ったので 「皆が貴女を悪く言っていますよ。」と忠告すると、逆に説教される。年下に説教されるとは…。 しかし、彼女は間違ったことは言って…いない…気がしたので腹は立たない。 「そなたの心遣い、嬉しく思う。私のために進言したこと、嬉しかった。」と礼を言われた。 そして、「コンピュータにアクセスして壬生屋の服装についての軍法を変えた」と彼女。 理由は特にない、あの格好をするからには意味があるのだろうと。 外面の厳しさのせいで分からないが、心根は優しい子なんだな。 ふふふ。…って!だ、ダメだ。気になる。まずい、まずいですねえ。 煩悩を振り切るため、久々に訓練しようと思ってグランドに行くと来須くんが居た。 白い帽子をかぶった無口な男。不思議と若い子等に慕われている。 一緒に訓練したら降下の技能をくれた。イザという時に使える技能だ。と言われる。 どういう意味だろうか…。 またパイロットの夢を見た。
3/9(火) 朝、呼び出される。速水くんが配置換えを陳情して司令になったという。 今日からの私はなんと「無職」だ。…困ったな。 当の速水くんから「とりあえず、ちょっと偉くなってみたよ。」と言われた。 …それ、「ちょっと」なんですか?(苦笑) しかし、この子はもしかして…本当に…化けるかもしれないぞ。 彼に教えよう。私が今まで学んだことを。知っていることを。 時間はないかも知れないが、何もしないよりはマシだ。 夢の中でのあの言葉を思い出してパイロットに陳情してみる。 速水くんの部署だった、3号機に。芝村さんと同じ部署だ。 芝村さんといっしょに仕事する。 夕方、茜くんが話しかけてくる。見目は(男の自分が言うのも何だが;)美しいが、 何を考えているかいまいち掴めない少年だ。 話を聞くと、芝村一族に恨みを持っているらしい。…まずい。 計画に乗らないかと言われるが、ハッキリ断わったら怒ってどこかへ行ってしまった。 芝村一族を敵にするなんて、止めなければ彼は殺されてしまうだろう。
3/10(水) 昼過ぎにいきなり戦闘。出撃だ。 それほど強い敵ではないが、まだ練度が足りぬこの部隊だ。 しかし、今の私は司令ではなく一介のパイロットだ。敵を倒すことだけを考えねば。 陣中に飛び込んでミサイルを撃つ。ガンナーの芝村さんは非常に優秀だ。 狙いを付けた弾は的確に幻獣を消滅させていった。 3号機の戦果は10機。初戦にしては優秀だろう。 しかし、本当の敵はこんな程度ではない。これからが厳しいだろう…。
3/11(木) 本田先生に石津萌さんのことを聞く。前の学校でイジメに遭っていたらしい。 しかも、原と森が当事者だと…。また原がらみか。ため息。 仕事場が離れているし、クラスも違うので今は虐めることはないだろうが 一応気を付けておかねば。 芝村さんがお昼にお弁当をくれた。有り難く頂戴する。 正直あまり美味しい…とは言い難いが、一所懸命作ったことが伝わってくる弁当だった。嬉しい。 瀬戸口くんに話しかけようとすると、女と約束があるからと言ってどこかに行ってしまった。 彼は仕事はそれなりにこなしているが、風紀から見て問題だ。 司令も委員長も辞めた筈なのに自分は部隊のことを心配するクセが抜けないな…。 速水くんは慣れない司令仕事で忙しそうだ。 環境での細かいことは階級が高い自分がフォローしよう。 物資が不足しているので裏マーケットで買い物をしなければ。 遠坂くんが金の延べ棒を持っていたので、彼の好み(皆の好物を把握するのも委員長の仕事だ) であるという紙飛行機(100円)と交換して貰う。 裏マーケットで売ると「百万円」だ。…こんなものをたくさん持っているとは…か、金持ちめ(苦笑)
3/12(金) 女子校に「善行親衛隊」なるものが結成された…らしい。なんなんだ。 派手なハッピを着た女の子達に囲まれる。嬉しいような苦手なような。 原に「モテモテでいいわね」と冷やかされる。貴女に冷やかされるのはなんだか怖いですよ。 司令を辞めてからは遅刻せずにHRから出席している。 本日の一時間目は格闘訓練だった。相手は芝村さん。やった!と思う自分に反省。 しかし、さすが芝村。急所をよく知っている。強い…。 休み時間に「芝村さん、強かったですよ」と話しかけると「そそそ、そうでもない!」と 目をそらされた。 私、嫌われてるのでしょうか?悲しい。と思う自分に反省。あー、まずいですね…。 昼休み。 机の中に見覚えのない物体を発見。綺麗に折りたたんだ手紙だった。 開いてみるとそこには「屋上にて待つ。芝村 舞」と書いてあった。 わざわざ何だろう。さっきのことについて文句かな。 屋上に行くと、芝村さんは顔を赤くしていた。もじもじしている。 いつも自信を持っている彼女らしくないしぐさ。 「…芝村さん、どうしたんですか?こんな処に呼び出したりして。」と話しかけてみる。 彼女はひとつ深呼吸をして言った。 「…まあ、なんだ。お前がどうしてもと言うならば、私と一緒に居てもいい。  …お前がどうしてもと言うなら、だが。」 なんと、愛の告白だった。…そうか、午前の授業での反応はこのせいだったのか。 どうもしばらく殺伐とした環境で暮らしていたせいでこの手のことに鈍くなったようだ。 …悪くはない。というか、嬉しい。 勿論返事はオーケーだ。 「あー、そうですね。ではこれからも宜しくお願いします、芝村さん。」 「そ、それから、その『芝村さん』というのは止めて良い。 これからは私のことを舞と呼ぶがいい。芝村ではどの芝村か、分かるまい? それに、名前で呼ばれた方が嬉しく思…いや、私は何を言っているのだ…」 さらに芝村さんの顔が真っ赤になった。 「では、これからは『舞さん』と呼ばせていただきましょうか。 あまり呼び捨てにするのは好きではないのでね」彼女の手を取って話す。 手まで真っ赤になった舞さんは「す、好きにするが、よ、よい。」とどもった。 …やっぱり可愛いな。 舞さんと恋人同士になりました。 午後の授業後、出撃。午後はさっそく舞さんと親交を深めようと思っていたのに…。 八つ当たりのように攻撃。戦果は12機。まあまあだ。壬生屋機もかなり善戦している。
3/13(土) 今日からは舞さんと恋人同士だ。朝、彼女から手作り弁当が届く。幸せだ…。 HRの時に芝村準竜師(舞さんのイトコ殿だ)に呼び出される。何だろう。 芝村に関わった人物になったということでWCOPを頂いた。 速水くんに物資のことについて尋ねられる。最近の彼は司令仕事も板に付いてきたようだ。 気のせいか、顔つきも身にまとう雰囲気も変わってきている。 ウォードレスと士魂号の予備、食糧が欲しいですね。と答えておいた。 「でも、発言力が足り無くはないですか?」と聞くと「なんとかしますよ、なんとかね」と彼は微笑んだ。 舞さんと一緒に仕事。終わってから話しかけると 「私は、そなたをカダヤにする!」と言われた。カダヤ?何だろう。今日は謎の多い日だ。 「カダヤってなんですか?」と聞くとしつこいぞ!と怒られてしまった。うーむ。 仕事の後で狩谷くんに話しかけられる。彼は車椅子の移動で困っていた。 もちろん了承。困った人には親切にしないといけません。 話を聞くと、ハンディのせいで色々苦労しているようだ。 そういえば、裏マーケットでスポーツ用車椅子を売っていたな…。あれがあれば少しは便利になるかもしれない。 来須くんの帽子を紅茶と交換してもらった。持っていると攻撃力が上がるらしい。
3/14(日) 舞さんと一緒に仕事。仕事は誰かと一緒にすると効率がいい。 壬生屋さんが先にあがったので舞さんと2人きりになった。 狭いハンガーで2人きりとは…う、なんだかドキドキするな… 仕事の手を休め、舞さんの方を向くと彼女はこのHな雰囲気に気づいていないようだ。 まだ若いからこのような気持ちには不慣れなのだろう。 瀬戸口くんだったらここでごく自然に抱きしめたりできるのだろうが、私には無理だ。 昔はそれなりに遊んだりしたものだが、相手はまだ若いから無茶なこともできない。参ったな…。 …それからは仕事にならなかった。 陳情でもするかと小隊隊長室に向かうと、速水くんに「何か服を持ってきて」と言われた。 尚敬校売店は既に閉まっていたので裏マーケットに行く。ロクなものが売っていない。 仕方なく「ふりふりエプロン」を選び買って持っていくと 速水くんは嫌な顔せずに「ちょうどエプロンが欲しかったんだ。」と受け取ってくれた。いい子だ。
3/15(月) 朝、本田先生に舞さんとの仲をからかわれる。 「テメーら、恋愛は俺が結婚してからだ!」って… それじゃ何時になったら恋愛できるのか分かりません先生。 …とは思っても口には出せませんけどね。 中村くんと岩田くんが何かおかしなことを話しかけてきた。ソックス? 変わった嗜好が流行っているらしい。わ、私は詳しくありませんがっ。 どちらかというと靴下そのものよりは靴下だけの…(略)…いやいや。いけませんね。 加藤さんが話しかけてくる。 全員の人間関係を千円で教えてくれると言うので払って「心の世界地図」とやらを見せてもらう。 私と舞さんがラブラブなのは当然だ。しかし、速水くんと舞さんも「気になる仲」らしい。 まずいな。私はどちらとも仲がよいですが、つきあっているのは私ですよ、舞さん。 まあ、運命の絆ではないからほおっておいても良いですか。 昨日のHな雰囲気時の反省を踏まえて(?)瀬戸口くんから「デートに行こうよ」提案を教わる。 しかし、教わったはいいがその直後に何故か彼と「Hな雰囲気」になってしまったのには参った。 不純同性交遊を否定する訳ではないが、私にはそういう趣味は無いのでさっさと退散。御免なさい。 新井木さんに話しかけたら今ごろ自己紹介された。 自分でも気づかなかったが、実は今日まで彼女とはちゃんと話したことがなかったのだ。 名前や顔は書類で把握していたが、しゃべったことがなかった。不覚。
3/16(火) 今日は芝村準竜師が視察に来る日。茜くんが不埒な行為に出ようとしたところを止める。 外に連れていった。彼は「裏切ったな!」と私を罵り泣いたが、殺されるよりはマシだろう。 失意状態になった彼を後で慰めないといけないな。 教室に戻った後で、机の上を見るとかなりデコボコな勲章(らしきもの)が置いてあった。 なんでも、学兵の間で流行っている「手作り勲章」というものらしい。 作りは雑だが、皆に認められているということだな。どんな勲章よりも価値があると感じた。 大切にしまっておいた。 出撃。戦果は11機。大物を逃してしまった。悔しい。 疲れて帰る途中、突然女子連中に囲まれた。うわっ。何なんだ。 相手は非力だとはいえ、多勢に不勢。無理矢理リボンとフリフリドレスを着せられてしまった…。に、似合わん。 原曰く「明日実戦でもテストでも、少しだって寝かせないんだから。…いぢめちゃって。」 ぎゃー。寝かせて下さい…。
3/17(水) 朝、配置換え。狩谷くんが2号機パイロットになる。 彼はウォードレスを着用できないため、士魂号が壊れたら即死んでしまう。まずい。 早速朝イチで陳情して整備士に戻す。 昼食を取ろうとした時、突然出撃要請。せっかく舞さんと一緒に昼食したかったのに。お、おのれー。 戦果は12機。
3/18(木) 体力が一定の値を超えたため、火の国の宝剣章をいただく。 地道に訓練した甲斐があった。 速水くんに用があって小隊隊長室に行くと、なんと彼と「Hな雰囲気」になってしまった。 私はうぶではないが(年下にウブと言われる私って一体?) いきなり首筋に息をかけるのはビックリするからヤメて下さいな…。 来須くんの持ち物を偶然見てしまった。ヨーコさんの手作り弁当が…そうか。春だものな。 付き合ってるのは自分だけじゃないんだとちょっと安心。 坂上先生が話しかけてくる。同系クローンで2人居ることは赴任前に聞いていたが、 壱号と弐号の坂上先生を一緒に見るとやはり驚いてしまう。髪型も同じだし。 発言力もたまったことだし、そろそろ昇進したいですね。陳情しておく。
3/19(金) 朝、万翼長に昇進する。 もともと関東では(軍属の)上級万翼長だったことだし、もう一歩昇進しておいてもいいかな。 学兵の地位など飾りにしかすぎないが、色々行うためには立場が高いに越したことはないだろう。 昨日に引き続き昇進願いを出す。 夕方久しぶりに出撃。戦果は6機。今日は敵自体の数が少なかった。
3月分プレイ日記(その2)へ続く。 / BACK


 

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